リハビリテーション科 # テストページ
リハビリテーション部の構成
リハビリテーション部 | 1.リハビリテーション科(外来・入院) |
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2.業績と学会・講習会など | |
当院のリハビリテーション体制
入 院
在 宅
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病気、ケガによる障がいの発生
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急性期リハビリテーション
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病気、ケガからの回復段階
在宅復帰へ向け退院準備段階
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回復期リハビリテーション
地域包括ケアリハビリテーション |
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退院後の在宅生活
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外来リハビリテーション
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リハビリテーション科について
現在(令和6年5月時点)、当院リハビリテーション科には、理学療法士20名、作業療法士10名、言語聴覚士3名が常時勤務しております。また宇治徳洲会病院より理学療法士8名、作業療法士7名、言語聴覚士4名の応援をいただいております。当院のN棟4階(総面積、おおよそ1000㎡)全てがリハビリテーション室となっており、リハビリテーション実施スペースはおおよそ400㎡の広さがあります。4階ということもあり眺めがよく、開放的な空間となっており、快適にリハビリテーションを実施できる環境となっております。
当院のリハビリテーション科に訪れる患者さんは、周辺の環境・地域性のために内科や脳外科を含む中枢神経系の疾患と、転倒などによる整形外科領域の疾患に大きく分かれます。 しかし総合病院ということもあり、リハビリテーションを必要とされる患者さんは多岐にわたっております。
上記のような患者さんに対して、当院では入院(急性期・101床、回復期・60床、地域包括ケア・38床)でのリハビリテーションを中心に実施しております。また退院後(回復期から慢性期)のフォローとして、外来でのリハビリテーションも一部(当院から退院された方などを中心に)行っております。また外来リハビリテーションでは、小児疾患へも対応しております。
このような様々なニーズに全スタッフがしっかりと応えていけるよう、日々のリハビリテーションや勉強などに力を注いでおります。
スタッフに対する教育に関しましては、教育顧問である鈴木三央、作業療法士(ボバース国際上級講習会インストラクター)の指導が常に受けられます。また内部の研修プログラムや外部の研修会、講習会を受けられるよう配慮しております。このようななかで新人のうちは、定期的な実技練習に加え、指導者と一緒に担当症例のケースレポートをまとめ、症例発表を行うということを通して、患者さんに対する評価・介入方法の一連の流れを学ぶことができます(業績・学会発表や講習会を参照)。もちろん新人のみならず、臨床で難渋している場合は、指導者が一緒に患者さんの治療に入ることもできます。
また学生教育に関しましても、いくつかの養成校より、年に10名程度の学生を受け入れることで学生の指導にも力をいれております。
もう一つの特徴としまして、特に中枢神経疾患をお持ちの患者さんに対しましては、ボバース概念によるリハビリテーションを実施しており、講習会も開催しております。(詳細はhttps://www.jbita.com/を参照してください)
日々変化している技術・概念などの習得と臨床を通して、スタッフは患者さんに対する知識および治療技術を向上させるよう努力しております。これからも患者さんのニーズに応えていけるようスタッフ一同、努力して参ります。
診療科の特色
対象疾患・症状 | 脳血管疾患、運動器疾患 運動障害、言語障害、高次脳機能障害 |
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診療内容・方針 | 1日2~3時間のリハビリテーションを365日提供します。 日常生活能力を向上させて早期の自宅退院や元の生活に戻れるようチーム医療でサポートします。 |
診療科の特色 | 上記リハビリテーションが継続できるように医師・看護師・薬剤師・栄養管理士が主に身体管理をし、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が身体能力を高め、医療福祉士が社会復帰への情報提供や相談に対応するために、患者さん、ご家族や地域の介護・福祉関連の多職種と定期的なカンファレンスや情報交換を行ないます。 |
機器・設備 | 敷地面積1,000平方メートルと広いリハビリテーションセンターが四階にあり、周囲の風景も見られて、解放的な空間のなかでゆったりと訓練ができます。 |
当院のリハビリテーション
当院のリハビリテーションは入院→回復期→退院→在宅生活まで、一貫して質の高いリハビリテーションを提供することで、在宅での生活を安心して送れるよう支援いたします。
医療保険によるリハビリテーション
1)入院 急性期リハビリテーション
主治医の指示のもと、理学療法、作業療法、言語聴覚療法を行います。心身機能の向上や日常生活が自立できるよう、退院へ向けたリハビリテーションを実施します。
退院後は必要に応じて外来リハビリテーションによりフォローさせて頂くこともできます。
2)入院 回復期リハビリテーション
回復期リハビリテーション病棟は、特に脳血管疾患の発症や下肢の骨折等を受傷したことにより急性期での手術や薬による治療を受け、症状が回復期にある患者様に対して、
リハビリテーションを集中的に提供する病棟です。ここでは退院に向け主治医の指示のもと毎日(40分以上、最大3時間)リハビリテーションを実施します。
3)入院 地域包括ケア リハビリテーション
地域包括ケア病棟は、内科・外科等の急性期治療を終えた患者様や、何らかの疾患で在宅復帰が難しい患者様がご入院されています。ここでも退院、在宅復帰へ向け主治医の指示のもと1日平均40分以上のリハビリテーションを実施します。
4)外来リハビリテーション
主治医の指示のもとご通院いただき、理学療法、作業療法、言語聴覚療法、温熱療法、牽引療法等を行います。
心身機能の向上や日常生活が自立できるよう、リハビリテーションを実施します。
※医療保険によるリハビリテーションには標準的算定日数が定められており、ケガや病気をされてから
一定の期間が過ぎると、医療保険でのリハビリテーションから介護保険でのリハビリテーション
(訪問リハまたは通所リハ)への移行が勧められています。
※当院は脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ、運動器リハビリテーション料Ⅰ、呼吸器リハビリテーションを算定し、ております。
医師紹介
氏名 | 役職 | 専門医・認定医・その他講習修了 |
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木戸岡 実 | 院長 | 日本脳神経外科専門医 日本脳卒中学会専門医・指導医 日本脳卒中の外科学会技術認定医・指導医 日本脊髄外科学会認定医 回復期リハビリテーション病棟専従医師研修会修了 |
李 英彦 | 部長 | 日本脳神経外科 専門医 日本神経内視鏡学会 技術認定医 老人保健施設管理 認定医 |
松居 孝一 | 顧問 | 日本整形外科学会 整形外科専門医 日本リハビリテーション医学会 認定臨床医 日本整形外科学会 スポーツ医 日本整形外科学会 リウマチ医 日本整形外科学会 運動器リハビリテーション医 日本整形外科学会 脊椎脊髄病医 日本医師会 認定健康スポーツ医 小児運動器疾患指導管理医 回復期リハビリテーション病棟専従医師 急性期病棟におけるリハビリテーション医師 |