小児リハビリテーション
対象
- なんとなく発達のペースがちょっとゆっくりしているような気がする時
- 体の動かしにくさが気になる時
- 歩き方はこれでいいのかな!?と不安に感じた時
- 気になることがある時
- 頑張って練習したけれど例えば縄跳びが跳べない・・・と困った時
- 言葉が聞き取りにくいな・・・と感じる時
・・・ちょっと気になることがあるときは相談に来てください。
流れ
- まずは小児科を受診してください。
小児科は初診も予約ができます。 - 小児科受診しリハビリの処方をされましたら、リハビリの予約をしてください。
リハビリ予約はお電話でも直接リハ室に来てくださっても対応します。
予約が立て込んでいる時は少しお待ちいただくこともありますが、
ご了承ください。 - 小児科医とリハビリスタッフが、困りごとの内容や目標を確認し今の状態や目標に合わせて、対策や練習方法を検討し提案をします。
対応方法
- 来院して取り組むことを希望される時は、状態や目標に合わせて来院の頻度や期間、取り組み内容についてご提案します。
自宅でご家族と取り組まれる場合でも、
初めのうちは何度か通院していただくことをお勧めすることもあります。
その後は、その内容に合わせて確認と内容の修正を行う頻度を提案させていただきます。
お願い
- 学校の先生やディサービスなどのスタッフの方がご一緒に来られる時は先にお知らせください。
メッセージ
- メッセージ1:
気になることは人によってまちまちです。
病院に通うことは、
病人気分になったり、障害児と言われているような気がして嫌だ・・と言われる方もあります。
ジムに通うような気分で、苦手なことを克服しに来てください。
身体の一側に麻痺があり体育が苦手だった子が、あることがきっかけで陸上部に所属し、初めのうちはどんなに練習しても補欠だったけれど、高校生になってからは世界大会に出場して活躍している人がおられます。 - メッセージ2:
時には介護のためにご家族が体を鍛える必要があります。
そういう時には、ご家族のための運動メニューも提案しますのでぜひ参考にしてください。 - メッセージ3:
ホノルルマラソンの10kmの部に車椅子で参加される娘さんと共に走られたお母さんもおられますよ。 - メッセージ4:
支援学校に通学していた12年間はどんなに練習しても自転車のペダルがこげなかった。
TOKYO2020の時のパラサイクリング競技を見て私もパラリンピックに出る!!と宣言した後一生懸命練習に取り組み自転車エルゴメーター(トレーニング用の自転車)に一人でまたがってペダルに足をのせ20分間漕ぎ続けられるようになった人もいます。
注意事項
- 他院のリハビリや訪問リハとの併用はできません。
保険診療での対応は、医療として対応できることのみ行います。ご承知ください。
気になることがあれば、一度小児科・リハビリテーション科にお尋ねください。